成長できない人の3つの特徴と対策(学びと時間)
「成長できない人の3つの特徴と対策」についてまとめてみました。
今回は成長できない人の特徴②『学ぶ意欲がない』について解説したいと思います『目的意識がない』では長くなってしまったので、今回は結論から書かせて頂きます。
ズバリ『自分の事ばかり考えている』のが特徴です。
このような人は自分の不安や不満にばかりに目が向いており、他人の不安や不満といった「不(負)の要素」に対して職場内だけでなく日常生活においても、問題の原因を考えたり対策を考えたりする事がありません。
また、自分は助けてもらう事が当たり前になっていて周囲の人を助ける事をしません。周囲の人の「不(負)の要素」を感じ取ってはいるものの、自分とは関係がないと捉えてしまい真剣に考える事ができないので、相手が何を求めているのかが分からないのだと思います。
たとえば、職場の上司が業務に追われて日々忙しそうにしているとします。上司に対して「大変ですよね」って部下は必ず言います。でも本心では「その分給料もらっているんだから仕方ないでしょ」って大半の社員は思っています。一部の社員はどうすれば上司の「不(負)の要素」を取り除いてあげられるのかを考えます。そして上司を助ける為にやるべき事を考えて必要なスキルを学びます。結果として自分が成長できるというわけです。自分の事ばかり考えている社員と比べると成長の差は誰が見ても明らかですよね。
次は成長できない人の特徴③『時間に対しての意識がない』についてです。
成長する為に時間を意識する必要があるという事ですが、まずは『期日を決めて結果にコミット』する事です。会社は年度、半期、四半期といった期間で業績を判断して社員の評価をします。それなのに何をするかという目標は立てられるものの、いつまでにという視点が抜けている会社員が多いように感じます。このような方は成長する為にも周囲に対して「いつまでに〇〇をします。〇〇したいです。」といった期日を意識した発信をする事で大きな成長が得られます。
ただ、ここで注意をして頂きたいのは、よく有名な経営者やYouTubeをやっている方が「大きな事、好きな事にチャレンジしてみろ」みたいな事を発信していてそれを文面通りに受け止める事です。
もちろん何も言わない人よりはよっぽど素晴らしい事なのですが『計画を立案してからコミットするか コミットした後には計画を立案』してください。上司から質問された時に計画について話すことができなければ、痛いやつとして認定されてしまいます。期日を意識した計画を作る事そのものが「時間に対しての意識」が高まりますし、確実に成長につながります。
『期日を決めて結果にコミットする』以外に必要な考え方としては『自分と相手の時間を大切にする事』です。「自分の時間を大切にする」という事は、付き合うべき相手を選んでいるかどうか?に尽きます。多くの会社員は自分にとって都合の良い相手と会社や他の社員に対しての不満を口にしています。自分が組織の一員である事を棚に上げて批評家になっています。より良い環境を構築したいと願うのであれば、前向きな議論が出来る相手と付き合うべきです。ただ批評するだけでは何も改善する事はないので、結果として時間の無駄になります。
そして「相手の時間を大切にする」という事は、職場の社員に対して質問やお願い、指示をする時には、伝えたい事が何であるかしっかり考えた上で発言をしているかどうかです。社内で良くある場面としては部下や上司に理解してもらえず何度も確認されるようなケースです。これも時間の無駄です。
まとめ
自分が成長できなくて悩んでいる人も、周囲の人が成長出来ない事に悩んでいる人も
「目的意識」「学ぶ意欲」「時間に対しての意識を持つ」
たった3つの取り組みで、あっという間に自分の成長を実感できるようになるはずです。ぜひ実践してみてください。最後までご覧になって頂きありがとうございました。