aguidepost’s blog

みちしるべ

父へのメッセージ

お父さんへ
僕も38歳という年齢になりました。
お父さんはもう81歳ですね。


お父さん、お母さんに健康な身体を授けて頂いたおかげで、自分の人生を自分の責任と考えで歩む事ができています。


今になって自分が歩んできた道を振り返ってみると、親に対しての反発心とそこからくる人道から外れた行いは、後悔すべきことであると感じております。


最近ではこんな自分が社会の中で自律・自立をしていけるようになったと感じ始めておりますのは、私の行いが誤っていると分かりながらも失敗を経験させてくださった、父と母の強さ、知性、愛情のおかげであります。


もう間もなく40歳を迎える事となりますが、自分の人生の残りの期間の進むべき道を気にするようになった事。自分には乗り越えるべき壁があると感じた為、いてもたってもいられなくなり、このような文章を書かせて頂きました。


今でも素直にお父さんに面と向かってお話しをする事は、疚しい気持ちと申し訳ない気持ちがありまして気が引けてしまいますので、今回はこのような形で文章を送らせて頂きます。


お父さんの背中からは人生をあきらめない、地道に努力をする大切さと強さを学び、お母さんからは自己犠牲と子供への愛情と厳しさを教えて頂きました。
僕は逃げる事ばかり考え、その両親の素晴らしさに、今の今まで気づこうとも、気づきもしませんでした。


僕がここから先の人と社会の一員として人道を全うする為には、両親の愛情を理解し、感謝しながら進む必要があると感じております。


僕はお父さんやお母さんみたいに立派な人間になりたいです。
お父さんは僕が帰るといつも人としての強さを教えてくださっていて、いつも僕は勇気と元気を頂いていますし、この世界で一番尊敬しています。


今からお父さんの子供としてどこまでの事が出来るか分かりませんが、お父さん、お母さんの子供として恥ずかしくないように、生きていきます。
お父さんが落花生が好きなのを思い出したので、千葉の落花生を送らせて頂きました。


10月にはもっと喜んでくれそうなプレゼントを持って、家に行かせて頂きますので、その時お父さんのお話を聞かせてください。お母さんに挨拶してお線香もあげなくっちゃ。
100歳まで健康で頑張るって言ってましたけど、お父さんなら大丈夫です。
お父さんと比べると、まだまだ未熟な子供ですが、これからお父さんに負けないように頑張って社会に貢献していきますので、健康を第一優先にして頂き、ご負担にならない程度に見守っていてください。


元気なお父さんにお会いできる日を楽しみにしております。